ストリートダンスは私の生きがい!

ストリートダンスは私の生きがい!踊るほうではない、見るのが好きなのだ。都心のオフィス街。昼間はビジネスマンやOLが行きかうビル群の足元は、夜になると行きかう人も減り、広場のようになる。ビルのガラス窓は街路灯でてらされた外側に反射して鏡のような効果を生み出し、シルエットを確認しながらのダンス練習には格好の場となる。

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最初は私が遅くまで残業した時、通りすがりに1人のダンサーを見かけただけだったのだが、その場所を見つけたダンサーが他の仲間に教えたのだろう。いつの間にか少しずつダンサーの人数が増え、常時4、5人の人たちでダンスの練習をするようになった。

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男女入り混じった数人の彼らは年は20代前半から半ばくらい。丁度私と同世代といったところで、人数が増えたからと言って騒いだりだらだらとたむろしている感じもなく、ただひたすらにダンスの練習に励んでいるのだ。最初の頃は通りすがりに盗み見している状態だったが、ある時、私は勇気を出して立ち止まってみた。

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すると、ガラス越しに私の存在に気付いた女性が一人、一瞬だけこちらを振り返ったのだが、すぐに何事もなくダンスの練習に戻った。私は許された感じがして、そのまま残業で彼らの練習時間に間に合った時には、自分の時間が許すかぎり、見学させてもらうことにした。

その後は私の仕事仲間や通りすがりの人でも、私につられて見学する人も増え、いつの間にかダンスグループと見学するグループという図ができ、大技が決まった時などは、自然にギャラリーから歓声や拍手があがり、ダンサーの方もそんな時は笑顔で会釈してくれるようになった。残業の日々が、楽しみな毎日になったのである。